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こんにちは、やっちゃんです。
今回は、息子が仕事で大分まで出張したついでに、せっかく大分まで行ったのなら、せめて一泊して来ようと、日本一の温泉で有名な別府温泉に立ち寄り、「地獄めぐり」を体験してきましたので、宿泊したホテルと合わせて紹介したいと思います。
はじめまして、やっちゃんの息子でたっちゃんと申します。
このような記事を書くのは初めてなので、うまく皆さまにお伝えすることができるか心配ですが、一生懸命書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
別府地獄めぐりの概要
別府地獄めぐりは、大分県別府市の別府温泉に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を周遊する定番の観光コースとなっています。
7つの地獄「海・血の池・龍巻・白池・鬼石坊主・鬼山・かまど」があり、それぞれ特徴的で迫力満点、大自然のパワーを感じていただけます。
なお、7つの地獄のうち、海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は、2009年7月23日に、別府の地獄として国の名勝にも指定されています。
入場料金と営業時間
自然の景勝地なので無料かと思っていたのですが、全ての地獄には入場料がかかります。
1つの地獄の入場料金が400円なので、7つの地獄を周ると2,800円かかってしまいます。
そこでお薦めなのが、どこの地獄にも2日間の間に1回入場できる共通観察券を購入すれば、2,000円(中学生以上)、1,000円(小・中学生)で7つの地獄をご覧いただけます。
なお、共通観察券の購入は、7つの地獄のどこでも購入することができます。
さらに、共通観察券を10%割引にする方法がありますので参考にして下さい。
・別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)内の「共通券・特別チケット」提示
・JAF会員証の提示
それ以外にも、割引が適用される方法がありますが、この2つを押さえておけば大丈夫かと思います。
7つの地獄の営業時間 | 8:00〜17:00(年中無休) |
7つの地獄の位置図
7つの地獄は、大きく分けて、2つの場所に別れて点在しています。
・海・白池・鬼石坊主・鬼山・かまど
・血の池・龍巻
移動手段と観光に要する時間
私の場合はレンタカーを利用し、かまど地獄の駐車場に駐車して、徒歩でかまど→鬼山→海→鬼石坊主を回った後、車で白池に移動しました。
歩いても十分回れますが、結構な坂道ですので、年配の方や足が不自由な方、歩きたくない方は車で移動しても、全ての地獄には無料駐車場が整備されていますので、ご安心ください。
地獄名称 | 駐車台数 |
かまど | 35台 |
鬼山 | 60台 |
海 | 225台 |
鬼石坊主 | 35台 |
白池 | 55台 |
龍巻 | 160台 |
血の池 | 130台 |
そこから車で龍巻の駐車場に駐車して、龍巻→血の池と回りました。
亀の井バス 「お得なフリー乗車券」 「バスガイド案内付き・別府地獄めぐりコース」
車を利用しない場合は、JR別府駅西口から出ている亀の井バス(路線バス)を利用して、
バス停:海地獄前 もしくは鉄輪(かんなわ)で下車すると、ほとんど歩かずに見学できます。
亀の井バスでは、「MyべっぷFree」というフリー乗車券を販売していますので、こちらを購入すれば、お得に地獄めぐりをすることができます。
フリー乗車券には、ワイドフリー乗車券も販売されていますので、詳しくは、亀の井バスの公式サイトでご確認ください。
また、亀の井バスでは、バスガイドさんの案内を聞きながら約3時間かけて回れる「別府地獄めぐりコース(共通観察券付き)」もありますので、滞在できる時間や予算により、選択していただければと思います。
なお、「別府地獄めぐりコース(共通観察券付き)」の利用は、予約者が優先されますので、あらかじめ、亀の井バスの公式サイトまたは電話連絡により、事前予約されることをお薦めします。
7つの地獄を紹介
かまど地獄
煙の実験ショーや飲める温泉、足湯・肌の湯や足の岩盤浴等を楽しめる「体験型の地獄」となっています。
泉温90℃の噴気で、古来より氏神の竃門八幡宮の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いていたことが名前の由来で、1~6丁目までの地獄の見所があります。
スタッフが実演してくれますが、噴出している蒸気に蚊取り線香等のけむりを出して燃えるものを吹きかけると蒸気の量がかなり増えました。
また、かまど地獄オリジナルの醤油ぷりんを味わうのもお薦めします。
鬼山地獄
地下187メートルから自然に噴き出している沸騰泉で、99.1℃もの高温で、湧出量は1時間に8トン、1日でなんと200トン近くも湧出されます。
別名では“ワニ地獄”とも呼ばれ、大正12年に日本で初めて温泉熱を利用してワニの飼育を開始し、現在はクロコダイルやアリゲーターなど、世界のワニ約80頭が飼育されています。
本来は飼育員による餌やりが見られるのですが、残念ながら餌やりは実施していませんでした。
また、施設内の売店では、地獄蒸しの卵やふかし芋が販売されています。
海地獄
今から約1200年前、貞観九年正月、鶴見岳噴火と共にできた熱泉の一つです。
水面が海色のコバルトブルーに見えることからその名が付けられるようになりました。
温度は約98度あり、泉脈までの深さは200メートル以上と言われています。泉質は酸性、水面が青く見えるのは、温泉成分に“硫酸鉄”を多く溶解していることが起因しています。
地獄内には足湯もありますので、ちょっと浸かって、足の疲れを癒やすのもお薦めです。
また、併設された売店では、地獄で茹でた温泉卵や地獄蒸し焼きプリン等が販売されています。
鬼石坊主地獄
ボコボコと音を立てて、灰色の熱泥が大小の球状をなして沸騰する姿が坊主の頭に似ていることから、鬼石という地名に由来して「鬼石坊主地獄」と呼ばれています。
施設内には「鬼の高鼾(たかいびき)」と呼ばれる間欠泉があり、100℃の蒸気が鬼のいびきのような大きな音を立てて噴き上げています。
ゆっくりとくつろげる足湯もあるので、地獄の合間の休憩にもお薦めです。
また、こちらの地獄では、「冠地どり」を使用し地獄で蒸した「冠地どりまんじゅう」がお薦めですので、是非とも味わっていただければと思います。
白池地獄
こちらの泉温は95度で、ホウ酸食塩泉を含んでいます。 噴出時は無色透明ですが、池に落ちて温度と圧力の低下によって、自然に淡く青白色に変化します。
また、温泉熱を利用した熱帯魚館があり、アマゾンに生息するピラルクや人食魚ピラニアなど、さまざまな珍しい熱帯魚を見ることもできます。
龍巻(たつまき)地獄
間欠泉は、海地獄や白池地獄、血の池地獄とともに「別府の地獄」として国の名勝に指定されているほか、別府市の天然記念物にも指定されています。
※「間欠泉」とは、一定の時間をおいて周期的に熱湯が噴出する温泉のこと。
地中では約150度だった温泉が、龍巻地獄から噴き出す時には105度の熱水となり、さえぎる屋根や石垣がなければ50メートルほども飛び出す力があるそうです。噴出する間隔は30分~40分ほどで、1回の噴出は5分ほど続きます。
※龍巻地獄は噴出のタイミングがあるため、最初に待ち時間を確認して、噴出までに時間があるようなら先に血の池地獄をご覧いただくと時間を効率的に使えます。
また、売店には別府や国東地方の商品が揃っているほか、龍巻農園で収穫された果物の生搾りジュースや、ミルクなどに大分産の素材を使用したジェラートなどが販売されています。
血の池地獄
1300年以上前から存在し、日本で最も古い天然の“地獄”で、ひと言で表現すると“赤い熱泥の池”とも言われています。奈良時代に編纂された『豊後国風土記』には、「赤湯泉」の名で登場しているそうです。
広さは1300平方メートル、深さは30メートル以上、温度は摂氏78度で、酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ赤い熱泥が噴き出しています。発見当時は、赤湯泉や赤池などと呼ばれていましたが、仏教思想の地獄観に基づいて“血の池地獄”と呼ばれるようになりました。
近くには、血の池の源泉からそのままひいた掛け流しの足湯「血の池足湯」もありますので、足の疲れを癒していただくと良いでしょう。
最後になりますが、7つの地獄めぐりの際は、共通観察券購入時に配布される「地獄めぐり記念スタンプ帳」にスタンプをまとめると、良き旅の思い出になると思いますので、忘れずに活用してください。集めると何かもらえたらもっと良いんですけどね(笑)
別府温泉地獄めぐり まとめ
初めて訪れた別府温泉の地獄めぐりでしたが、日本一の温泉だけあって、街のあらゆるところに噴煙があがるなど、大自然のパワーを強く感じることができました。
また、それぞれ特徴のある7つの地獄めぐりでは、色々なタイプの地獄を見ることができました。今まで見たなかでも、かなりインパクトがある体験ができ、改めて地球は生きていることを実感できました。
今回は、短い時間の中で他の観光地も回る計画をしたため、地獄めぐりは滞在時間も2時間程度しかとれなかったので、次回、来るときには、もう少し時間を取ってゆっくり回ろうと思いました。
別府温泉に来られたことがない方は、是非一度、見る価値は十分あると思いますので、最低でも3~4時間の時間をとって、ゆっくり回られることをお薦めします。
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宿泊 別府温泉「湯けむりの里 東屋(あずまや)」
初めて、別府温泉の宿泊先を決めるにあたって考えたことは、
- 温泉街を見渡せる景観が良い宿であること
- 純和風で落ち着いた畳の部屋に宿泊すること
- 大分ならではの美味しい料理を味わえること
- 温泉に浸かって、ゆっくりのんびり癒される宿であること
色々なホテルや旅館を調べ尽くした結果、選んだ宿が「湯けむりの里 東屋」でした。
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別府温泉の温泉街を見渡せる景観が良い宿
JR別府駅から車で15分、大分自動車道の別府インターチェンジから車で7分。
鉄輪(かんなわ)温泉の奥の高台に位置しているため、宿泊した部屋は1階の部屋にもかかわらず、別府温泉街をはじめ、別府湾や山々を望むことができました。
純和風で落ち着いた畳の部屋に宿泊すること
宿泊した部屋は1階8畳間の和室で、檜をあしらった内風呂の温泉付きです。
24時間いつでも部屋のお風呂で温泉に入ることが可能ですので、大風呂は嫌いと言う方にはお薦めします。日本一の温泉地だけあって、部屋で温泉に浸かれるのは流石ですね。
大分ならではの美味しい料理を味わえること
夕食は、「魚介メインの鉄輪名物地獄蒸し」のコース料理を頼みました。
宿泊者名の書かれたメニュー表が料理の手前に置かれ、全14種類の地元食材が並び、どの料理も非常に美味しくいただきました。
特に、鉄輪名物地獄蒸しは、温泉の蒸気で魚介や野菜を蒸した鉄輪名物の料理で、温泉の蒸気で蒸すことにより、野菜は甘く、魚介類はさっぱりとして素材の味が際立ち、深い味わいに感じました。
夕食メニューは、他にも「牛のステーキメインの和会席」「牛ステーキメインと大分名物関アジ付きの和会席」がありますので、お好きな料理を選択すると良いですね。
※料理のアレルギー対応はしていただけませんので、ご注意ください。
また、こちらの宿では駐車場脇に地獄蒸し釜があり、ゆで卵をいつでも食べ放題でいただくことができます。
朝食もバイキングではなく、以下のような色どり鮮やかな和食料理で、目でも楽しめますし、美味しくいただきました。
温泉に浸かって、ゆっくりのんびり癒される宿であること
こちらの宿の部屋数は、和室8室、和洋室1室の全9室しかありませんので、他の宿泊者と接触する機会も非常に少なく、ゆっくりと温泉ライフを満喫することができました。
大浴場には宿泊中に3回入りましたが、1回だけ1名の方と一緒になっただけでした。
また、食事も部屋食で宿泊される方もいらっしゃいますし、食事処も個室仕様になっているため、ほとんど、他の宿泊客と会うことも少なく気兼ねなく宿泊できました。
ラウンジのお得なサービス
2階にあるラウンジからは、 別府の温泉街をはじめ、別府湾や山々を望むことができます。
さらに、ビールサーバー、コーヒー、レモン水などが宿泊中、いつでも自由に無料で飲むことができます。
風呂上りに立ち寄って、夜景を見ながらビールを飲んだり、朝食後に一休みしながらコーヒーを飲んだりできますので、非常に嬉しいサービスですね。
※夕食・朝食会場に、ビールサーバーなどの飲み物の持ち込みはできません。
「湯けむりの里 東屋(あずまや)」の特徴と感想
- 非常にこじんまりした宿で、企業の保養所と言った印象。スタッフの対応も非常に親切でした
- 日本一の温泉だけあって、部屋風呂でも24時間温泉に浸かることができ、温泉好きには最高の施設でした
- 食事も非常に美味しく、盛り付けや器なども工夫されていて、目で楽しみ、口で満足できました
- 地獄蒸しのゆで卵が食べ放題、ラウンジでのビール、コーヒー、レモン水などが無料提供されるサービスが好印象でした
- 静かな宿で、温泉にゆっくり浸かって、美味しい食事ができる宿。もう一度、別府温泉に来る機会があれば、もう一度宿泊したい宿だと思いました
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